SECTION TWO 1.設計-工業団地の設立の条件と人材派遣 3

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 工業団地の設立の条件

  工業団地を設立する時は、正確な場所に設立しなければなりません。必要な資源の70%が供給され、必要な人材も70%が確保され、生産された製品の70%以上が消費される場所でなければならないのです。3:7の法則によって必ずそうしなければなりません。

 

    そうすれば生産された製品の価格が高くならないので、スポンジが水を吸うように消費されます。そうすれば、その地域が繁栄して住みやすくなり、その国が力を蓄え、このプロジェクトも大きな成功の道に入るでしょう。

 

 工業団地は飢餓が発生した地域からある程度離れた場所に設立されるのが好ましいです。飢え死にはしないけれど、生活必需品が足りない、それを自分たちでは生産できない、しかし生産ができたら周辺の国に販売しやすいといった条件を満たす地域に設立しなければなりません。

 

    そこに工業団地が入れば地域が活性化され、貿易も活性化されるでしょう。そして、その国と周辺の国をお互いに良くしていくことができるでしょう。

 

人材派遣

 

  工業団地の設立を進めている間、それを運営していく人材を募集しなければなりません。

 

    最も適した人材は、数百万人にのぼる退職したベビーブーマー達です。彼らは朝鮮戦争の廃墟の中で生まれ、世界で最も貧しい韓国を今日のように発展させた主役です。彼らは会社に20〜30年勤めて、自分の専門分野を極めスペシャリストになりました。

 

    ベビーブーマー達は、それぞれ素質を持って生まれ、世界から入ってきた文物と技術を完成させました。それでこの国には、国際社会で必要な基本的な技術の70%を持っています。

 

    ところが今、彼らは役に立たない者としてリストラされてしまいました。リストラされて家にいると 今度は妻に追い出されます。なぜでしょう?  一緒にいて楽しいのは最初のうちだけで、時間が経つにつれて だんだん面倒になってくるのです。

 

    今や退職者は子供からも妻からも信用がありません。彼らの行き場所がどこにもないのです。それでは、ベビーブーマーの早期退職者は何をしたらいいのでしょうか?

 やることがなく何もしないでいる国際社会に出て行くべきなのです。

 

   今私たちが持っている技術は、国際的にすべて必要な技術であり、この技術は、すべてベビーブーマー達が持っているものです。蓄積してきた自分の技術を、誰かに教えるべきなのですがこの国には教えたくても学びたい人がいません。

 

  工業団地を作れば、この実力のあるベビーブーマー達が教える場所ができ、これによって経済もいい方向に向かいます。こうして外に出て元気に自分の実力を発揮していけば、国も、家計も上向いていきます。やりがいのある仕事をしながら、より良い環境を創っていくことができるのです。

  

   また、ベビーブーマーを工業団地に派遣するとき、青年失業者も一緒に連れて行く必要があります。若者たちが後進国に行けば、大きな勉強になり、国際的な見聞を広げて帰って来ます。国際社会を学んで帰って来た若者は国の人材となります。

 こうして青年失業問題も自然に解決されるのです。 

 

 

  参考;THE GREATEST LOVE PROJECT -人類飢餓ゼロプロジェクト編