**欲張り

*欲張り

 

お金を沢山儲けようとする事が

欲張りなのでは有りません。

もし、財産を所有しているなら

それは色々な事が出来る力を持っている事なので

とても便利で良い事です。

 

 

欲張りというのは、

自分の分を越えて

相手の領域にまでも立ち入ってしまう事です。

相手がやらないといけない事を

勝手にやってしまう事も欲張りなのです。

 

相手自身が自ら行った事でそこから学びを得るチャンスを

奪ってしまう事になるからです。

 

  

欲張りの中でも一番良くないのは、

自分の言う通り相手が行動しないからと言って怒る事です。

これが欲張りの中でも最も欲張りです。

 

他人の人生をどうして、

自分が振り回す事が出来るでしょうか。

自分に実力が有るのなら、

相手の為に何か役に立つことは無いかと考えるべきなのに、

相手が思い通りにならないからと怒りを覚えるのは良くない事です。

 

この様な事が重なると

禍の根、しこりとなって自分に害が起こるのです。

事故や腫瘍、癌になるのは欲張りから来る事が多いのです。

 

 

お金を儲ける為に欲張ったからと言って

腫瘍が出来る訳では有りません。

お金を稼ごうとする時、相手が自分の言う通りにしないからと言って怒る、

そこが原因で腫瘍になる事が多いです。

 

*💖相手が私の話を理解出来、受け入れるようであれば

スムーズに行動に移すのに、そうでない相手に対して、

それを従わないからと勝手に判断し怒るのは

いけない事であって、なんの意味のない事です。

 

あなたの言う通りに相手が従わないといけないという

根拠は何処にも無いのです。

相手が理解出来なかったと云う事は、

自分の実力が足りない事に気付いて

むしろ申し訳ないと思う事です。

お互いに分かち合う方法を設ける事です。

ただ怒るばかりでいると自分だけが損になるのです。

 

 相手は相手のやりたい方法でやる、私は私のやり方でやる。

これが自由な生き方です。 

 

この世の全ての人間は、誰もが自由に生きる人なのです。

皆が考える力を持っているし、

誰にでも分別する力が備わっており、

自由に生きる様になっているのです。

 

自分の思い通りしないから

相手を憎む時もあります。

しかし、大自然の理には相手が絶対に

私の言う通りにしないといけないと言う 

理(ことわり)はないのです。

 

その人が私に従ってくれるのは自分がどのくらい相手に対して努力したかです。

その人に合わせて接する事もなく努力もしていないのに

私に従わないといけないと言う法則はありません。

  

力の論理で、相手を従わせることは出来ても、

心まで得られる訳ではありません。

私の振りかざす重圧に屈服しているだけです。

 

 

相手が力を得れば、その時はあなたから去っていくのです。

力に屈服しないなら人は自由です。

人の下で卑屈に生きるのは自分が、いろんな面で足りないからです。

私たち人間の欲は常に頭をもたげてくるものです。

 

 

💖欲を持たない人は、大人物にはなれません。

もっと良い暮らしがしたい、いろんな事がやりたい、

もっと高い地位にまで上がりたい、もっと裕福になりたい、

自分の思った通りに生きて行きたい、その様に人間には様々な欲があります。

 

 

色々なことで欲が出るときは、

今の自分の質であり、器を質量として確認しないといけないのです。

これが出来る自分になっているのかと

チェックする必要があるのです。

 

実力が足りないのに欲を出したら、

それは上手くいかず失敗します。

欲を出す事が悪いのではなく、

💖欲とおりに出来ないからと怒るのが

まさに欲張りなのです。

 

質量が足りないと欲が出るものです。

欲が出ること自体、質量が足りないから出るものなのです。

 

質量が充分ある人は欲張りをしません。

欲張らず、分相応に生きています。

 

 

質量が足りない人は欲が先に出ます。

何かを成し遂げたいと云う意欲は沢山持っていても学びが少ない。

備えている力も小さいのに、

それにさえ気付いていない。

それでも行動に移すため失敗するのです。

 

何時も自分を向上させようと努力をしていれば、

必ずそれに相応しい事が成し遂げられます。

欲を強く出したから出来たことではなく、

質量の法則というものがあって質の量が

それに十分満たされているからこそ

成し遂げられるという事になるのです。

 

天空