職業の貴賎

職業の貴賎

 

職業には貴賎がないというのは
その仕事をしながら

どの様な考えで働いているのかによって結果が
違ってくることの意味です。

 

いわゆる世間で仕事を分類している
肉体労働、頭脳労働、感情労働

どんな思いで働くのかによって
その価値は違って来ます。

 尋ねてくる客の為に何をしてあげたら
いいのかを先に考えることです。

 

その人がそのサービスをもらって元気になって、

自分の仕事をもっと頑張るようになったら
これが

社会のために役立つ事になります。

 

この様なことが公的に生きられる仕組みです。

公務員だけが公的な人ではないことです。

 

仕事をすると、、もちろんエネルギーを使うから疲れますが

その疲れの質が違って来ます。

私は労働者などの言葉は使わないようにしています。

 

私たちは労働をしているのではなく 自分のやるべきことをやっているのです。

自分がやっていることが人の支えになり、会社の支えになり、

社会の、国の、
この地球村全体の支えになるのが一番だと思っています。


 

掃除の仕事にしても自分がきれいにしている

その行動が
この社会がきれいになって、

きれいになった道を歩いている人達に
爽やかな環境を作ったことで

社会のために役立つ仕事をした事です。

 

人の小さな考え一つが人生の生き方を変えてくれるのです。


 

コップの原理があります。

コップを作る会社に仕事に行くことにします。

 

二人が仕事のために職場に行きます。

一人はお金を稼いで食べて生きるために仕事をします。

もう一人はお金を稼ぐことは後にして

このコップを使う人のために
仕事に行きます。

 

あなたならどっちにしますか。

二人とも働く時間も、給料も同じです。

コップを使う人のことを考えて仕事をする人は

斬新なアイディアも
浮かんできます。

 

例え会社が潰れるようになってもその人だけは
なんとか守ろうとします。

倒産することはもちろんないですが
その人、一人がいたら

その会社は絶対に潰れはしないです。

 

与えられた人生、同じ時間を歩んでいても
その人の考えによって

人それぞれの人生は違って来ます。

なぜ、この世に生まれて生きるのかを知ってる人と

そうでない人との
違いは天と地の差かあります。


 

食べて生きるための仕事をしていると30年経っても食べるために

生きているから
発展は考えられないです。

志がないから行動の質量も低く、労働者の人生で終わるのです。

 

お金を稼ぐために働いたとしたらこれはお金の奴隷になっていることです。

奴隷の人生は人が生きる人生ではありません。

私である人間の存在が本当に何なのかを明らかにしていく事こそが

新たな時代、明るい時代、平和な時代を切り開く元となります。

 

職業の貴賎

はないです。

但し何の仕事にしても

相手のために何ができるのかを

常に考え実践する人が

社会貢献することになるのです。