SECTION TWO Q&A 4. アフリカ工業団地進出の失敗事例
Q4. 以前、アフリカに工業団地を建設した企業がありましたが、内需市場が活性化されず、原材料の需給が円滑にできなく失敗しました。この問題は、どのように解決すればいいでしょうか?
正しい方法で行なうと、失敗は絶対に起きないはずです。それでは何が間違っていたのでしょうか?工業団地を設立した目的がお金を稼ぐためだったのです。その国の為に行ったわけでは無かったからです。
つまり、その国の人々の為に役に立つことは何か、必要なことは何かを考えて行ったのではなく、彼らの安い人件費でモノを作って売って、お金を稼ぐために行ったのです。そんなビジネスが成功できるでしょうか。
投資できる金の余裕があるから、開発途上国に行って、その国の人の労働力を犠牲にしてお金を稼ぐことしか考えていないのです。
私たちはそんなことはしてはいけません。なぜでしょうか? 我が国は人類が育てたからです。
人類が育ててくれた私たちが、人類のために何かをしようともしないで、お金を稼ぐためにその国にいくと絶対にうまくいかないです。
人を助けるには何が正しい方法かをよく考えないといけません。助けたつもりでやったことがそうでない結果になった時は誰がその責任を持つでしょうか。
私たちは過去、田舎で農工業団地を作って失敗した経験があります。この失敗した経験からいろいろなことを学びました。
田舎なら田舎でできることを選ぶことです。それでまず働いてくれる人口がどのくらいあるのかを調査し、その周辺に住んでいる人も雇って、その地域の活性化させる方法も考えるべきです。ところが、農工業団地を田舎に建てたのに都市の人を連れて来たのです。都心の人は、都心に住まないといけないのに田舎に連れて行ったのが間違いでした。
それで田舎での農工業団地の計画は一つも成功はできませんでした。
その時、お米を作った方がいいのになぜ工業団地なのとの文句がありました。それでもやったことでその大きな失敗から大きな学びを忘れてはいけません。
海外に行く前にいろいろな過ちの中で苦労しながらこのような試験モデルとして経験を重ねて来たのです。
私たちはその経験を生かして人類の為のプロジェクトは皆と一緒に意見を交し合って行えば絶対に失敗しないでしょう。
参考;THE GREATEST LOVE PROJECT -人類飢餓ゼロプロジェクト編
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