SECTION THREE韓国の現実:漂流する韓国-1.捨てるものが一つもない宝の中小企業

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捨てるものが一つもない宝の中小企業

 

今、我が国の中小企業は、国内外で大きな困難に直面しています。特に内需市場の確保に窮していますが、人類の為の事業を行えばこれらの問題も解決できますか?

 

 

今、韓国の企業は、もう国内市場では維持できなくなっています。国民の財布を当てにして救済を続けたら、本当に一つずつ潰れていくことになります。国の借金も限度を越えているため、政府による中小企業への助成金交付も限界にきています。

 

 

それでも政府が赤字にあえぐ中小企業を引き続き支援している理由は、彼らの持っている技術がどうしても必要だからです。中小企業は一社も潰してはなりません。ここまで学びながら積み重ねてきた技術とノウハウは、一つとして疎かにできない大きな資産です。

 

 

しかし、これを正しく使う知恵が開かれないので、それが社会問題となっています。
中小企業が自ら立ち上がる時期も逸しています。国民の財布を当てにする内需市場で耐えることは、ただ国民と一緒に苦しむだけなのです。

 

 

それでは、中小企業はどうしたら生き残れるでしょうか。中小企業は、3:7の比率から見ると、底辺の技術から30%までの技術を全部持っていると言えます。今、私たちは、この製造業の技術が遅れていると思っています。けれどもこの技術は遅れていません。この技術で人類の為の事業をするべきです。

 

 

この技術は、後進国に必要な技術です。後進国は産業がなく、この技術をとても欲しがっています。この技術を持っていき品物を生産して、彼らを利すれば、とても感謝されるでしょう。ところが、この原理を知らずに私たちは今、国内でもがいているのです。

 

 

それでは、中小企業が個々に海外進出できるでしょうか? いいえ、それはできません。負債が多いので、後進国に行くための投資ができません。ですからまずしっかり計画を立てていかなければなりません。

 

 

その際、その地域に合った中小企業を選定して、その地域を活性化させなければなりません。それで中小企業は全て必要なのです。中小企業が持っている技術は、すべての後進国に必要なものですが、その技術を持ちながらも内需市場だけを見ているのがこの国の今の状態です。

 

 

人類に役立つことをしていかなければ、韓国は成長することができません。韓国の中小企業が持っているこの技術は、人類に対して使われる黄金のような技術なのです。これから後進国に行って、この技術を伝えなければなりません。後進国が技術を学べば、社会が活性化され、人々もいい暮らしができるようになります。

 

 

またこの計画は、中小企業ではなく大企業が立てるべきです。経営難に陥った中小企業が集結し、モノを作って供給し、その国が活性化され、お互いにメリットのある計画を立てなければなりません。そうすれば韓国の中小企業は、国際社会に進出できて光輝き、活発に動いていくでしょう。

 

 

韓国の中小企業が国際社会に合わせて活動していったら、目が回るほど忙しくなり、自然に収益が生まれます。これが韓国のすべきことなのです。繰り返しますが、中小企業の技術はどんなに遅れたものでも重要な宝物です。

 

 

この国に地下資源はありませんが、私たちは、優れた頭と誠実さを持っている民族です。ですから、人類のために生きようとするその思いを遂げるのです。私たちは、弘益人間です。自分のことしか考えない者は困難に陥り、欲を出すと心の目が見えなくなり、知恵も生まれません。心の目が開いてない人がどうやって輝く人生を送れるでしょうか?

 

 

私たちは、相手のために、他の国のために、人類のために生きなければなりません。人類のために生きるときこそ、私たちは輝き始めるのです。中小企業がなければ、外国に出る方法がありません。韓国は人類の為の事業ができる力を持った唯一の国です。国際社会に貢献しながら共に成長しなければなりません。

 

 

そのようにして中小企業は大企業に成長するのです。今の大企業がどのように成長したのかをよく見てください。今の大企業も戦後はみな中小企業でした。その中小企業が、この国を立ち上がらせようと日々努力して大企業になったのです。この国は世界中で最も貧しい国でした。

 

 

今、国際社会には飢餓国もありますが、過去の我が国の状況はもっと酷いものでした。戦後、私たちは人類で最も貧しく、食べ物のない国で、屋台商売から出発しました。そうやって中小企業がこの国を支えながら立ち上がらせ、今日の大企業になったのです。

 

 

今の中小企業の苦労は、その時の大変さとは比較にもなりません。ですから後進国に出て行って、その国の利益を考えながら成長し、大企業になればいいのです。後進国に出て行く時、その国が自分の国だと思って、その国の発展に貢献しながら一緒に成長するのです。

 

 

そうすれば大企業になれます。チャンスをつかめる国は数多くありますから、中小企業のすべてがこのように出て行って大企業になるべきです。

 

 

国内で競争して大企業がつぶれ、中小企業が大企業になる? または既存の大企業はそのまま続き、みんなが大企業になる?あり得ない話です。すべての成長が終わったこの国の中で、中小企業が大企業になることはあり得ないのです。

 

 

       参考;THE GREATEST LOVE PROJECT -人類飢餓ゼロプロジェクト編