SECTION THREE韓国の現実:漂流する韓国-2.韓国大企業は “国民株式会社”

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韓国大企業は “国民株式会社”

 

韓国を代表する大企業は、主力事業の売上低迷と収益率の悪化に苦しんでいます。大企業は、将来に向けてどうしていけばいいのでしょうか?大企業が収益を上げるために商売する時代は終わりました。時代が終わったら亡びるはずなのに、なぜ潰れないのでしょうか。

 

 

それは時代が待っていてくれるからです。韓国は成長過程が他の国と異なっています。この国は私たちの努力だけで成長したのではありません。国際社会が今まで成し遂げてきたものを私たちに与えてくれました。それによってすべてを発展させることができました。

 

 

今日、この国や企業は、国際社会で70%の水準にきていますが、エネルギー質量でも経済的な面でも70%線上に止まっています。国際社会から得たものを握ったままなので、最高でも70%止まりなのです。経済では絶対に100%までいけません。ですから更に豊かな国にはなれないのです。韓国にある技術は私たちのものではありません。

 

 

今サムスンの携帯電話がヒットしていますが、長続きはしないでしょう。これらは、元は国際社会で用いていた技術であり、私たちはそこまではたどり続きますが、その先を目指すころには、他の国でも同じレベルの技術を得ているのです。ですから経営も厳しくなっていきます。韓国にある技術は私たちのものではありません。

 

 

今サムスンの携帯電話がヒットしていますが、長続きはしないでしょう。これらは、元は国際社会で用いていた技術で、私たちはそこまではたどり続きますが、その先を目指すころには、他の国でも同じレベルの技術を得ているのです。ですから経営も厳しくなっていきます。このままの状態を続けていくと、維持することだけでなく、生き残ることさえ難しくなります。

 

 

けれども、私たちが育てた企業を一気に減らすこともできないので、ずっと赤字を抱えている状況なのです。現代自動車も同様です。私たちは国際的に手を広げるために自動車製造業をするのであって、自動車の製造で一生暮らすわけではありません。今までは、いくらか利益が生まれて維持できましたが、これも徐々に行き詰まっていきます。

 

 

今後は必死にもがいて一箇所で利益が上がっても、別の不足を補うのに忙しくなり、やがてやっていけなくなります。私たちは自分自身をよく見つめなければなりません。これまで私たちは、金を稼ぎ、食べていくために生きてきたのではありません。弘益人間として育てられていたとき、人々は何かを学びたいと願い、技術をさらに磨くために努力しました。

 

 

そうしてきたからこそ、できるようになったのです。ところが今は技術を高めるのではなく、お金を稼いで食べることに主眼を置いています。だから生きづらくなったのです。企業の業績がなぜ悪化したのか、その根本を知るべきです。今までとはパラダイムが違うのです。では、これから我々の企業はどうするべきでしょうか? 

 

 

これ以上儲けることばかりを考えてはいけません。国際社会をよく見てください。私たちは知識を得て技術を磨き、経済を成長させ、力を蓄えて成長しましたが、逆に人類は大きな犠牲を被りました。今、犠牲になった国がどんな状況になっているでしょうか? 底辺から70%までが後進国になっているばかりか、もっとも酷いところでは食べ物がなくて飢え死にしています。

 

 

国際社会は信じられないほどの苦しみを経験していますが、これは単に始まりにすぎません。今後、もっと大変なことが起こります。後進国に技術を与えなかったのはなぜでしょう? 国際社会が後進国にそれほど期待をかけなかったからです。それで後進国が何かしたくてもできない状況にあります。

 

 

下位30%の後進国は、常に飢餓が発生し国家が滅亡する危険にさらされています。一つの国に何かが起これば国際社会のバランスが崩れてしまうのが今の状態です。基本的な技術を学ぶ時期はもう終わりました。私たちは人類のために最先端分野で努力すべきです。金を儲けるのではなく、足りない部分を補うのです。

 

 

そうすれば、私たちは知恵を生み出すことができ、先端技術をよりよく使うことができます。儲けようとして技術を用いたら、資金を投入しても途中で困難に遭い、時間を消耗するだけで何も得られません。けれども将来のために技術を磨けば、知恵が生まれ、誰よりも優れた先端分野を駆使することができます。私たちの考え次第で自然は力を与えてくれます。

 

 

韓国の大企業をどうするかで、この国の明暗が分かれます。大企業をどのように生かすか、ということがこの国の課題です。大きな経済の波を起こして豊かになるために、大企業は世界に出て後進国を支援しなければなりません。これが今後、大企業がすべきことなのです。お金を儲けようとしないで、その国のために計画し、その国がうまくいく方向へと導いてあげるのです。

 

 

彼らを助ける道具はすべてこの国にあります。このようにして国際社会へ進出することだけが大企業の生きる道であり、そこに大企業の無限の成長価値があるのです。ところが、我が国の大企業は国内で新製品を発売し、広告を出し、国民を相手に商売をしています。だから国民から尊敬されないのです。

 

 

ずっと国民の財布を当てにしているなんて、一体どういうことでしょうか?大企業は国民が育てたのです。だから国民に感謝しなければなりません。言い換えれば、大企業は「韓国国民株式会社」です。ですから国民が育てた力で世界に出て行き、輝かしい働きをすれば、国民から拍手を受け尊敬されるでしょう。

 

 

人を教え育て、大きな力を与えたのは、輝かしい働きをするためです。人材をすべて集めてうまく活用できるように、国民が全部支えてくれたのです。しかし、その大企業が国民にそっぽを向き、正しい道を歩まなければ、苦境に陥って倒れることになります。そうなれば、いくら大企業であっても、何年も持ちこたえることはできないでしょう。

 

 

大企業が滅びるということは、「韓国国民株式会社」が滅びるということです。今辛うじて耐えていられるのは、まだ猶予を与えられているからだと知るべきです。

 

       

          参考;THE GREATEST LOVE PROJECT -人類飢餓ゼロプロジェクト編