SECTION THREE韓国の現実:漂流する韓国-3.人類のための企画者

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人類のための企画者

 

個人個人が人類の企画者にならないといけない、会社は人類企画会社にならといけないとおっしゃいました。それでは、個人がどのような企画を立てたらいいのか具体的に教えて下さい。

 

 

会社の指導者は人を管理して活用します。ですから企画はできません。大きなことを考えるので、細かいことには気が回らないのです。企画を立てるのは中間にいる人の仕事です。会社でも中間層をしっかり育てておけば、その人が国際社会を見て回りながら、会社の将来とその方向性を企画設計します。

 

 

今、私たちは大きくなったのですから、視野を広げて世界を眺めなければいけません。今まで何度も話してきましたが、私たちは、この国に入ってきた国際社会の知識と情報によって成長しました。ですから、私たちが全て成長し終えたら、今度は国際社会の全てが困難に陥ります。今は韓国だけが厳しい状態にあるように見えますが、そうではありません。

 

 

国際社会が全て厳しくなっているのです。先進国だから、経済は問題がないと思うかもしれません。けれどもそうではなく、これからみんなが厳しくなります。社会も、この弱点を全部隠して人々に知らせない社会になっています。このまま行けば一度に崩れます。大企業もみんな厳しい状況です。

 

 

将来の保証がないので、一時しのぎでやっと運用しているだけで、みんなが大変な状況です。この国の中ではこれ以上手段がないのです。私たちは、人類の為の事業を通じて後進国が発展できるように企画を立ててあげなければいけません。我が国の企業が国際社会に全員出ていくとなれば、重役はその国の大統領や長官に会うことになります。

 

 

そうすれば、彼らとその国を設計することが可能になります。そしてそれが、その国を助けることになるのです。その国では、私たちの国のような教育水準がないので、国の将来を設計することができません。ですから国の運用設計もできません。けれども、韓国で教育を受けた人々が正しく運用をすると、その国がどれくらい発展するかが分かります。

 

 

それで地位の高い人と会って話すときには、韓国の携帯電話やテレビの話ではなく、未来に向けた国づくりの話をしてあげなければならないのです。彼らができないことを私たちがするので、その国の大統領や上層部の人々がとても嬉しく思い、私たちを偉大な人々として見るようになります。その時、私たちを信用するのです。

 

 

このように彼らを支援するために、私たちは設計チームを作るべきです。またその時、韓国にいる技術畑の人間は、全て団結して行かなければなりません。そうすることによって後進国を立ちあげることができるのです。なぜ、国の中で意味のない競争をするのですか?私たちが助けなければならない後進国は、とてつもなく多くあるというのに。

 

 

後進国に出て国の建設の先頭に立てば、私たちの事業は自ずと繁栄します。韓国は国内で、後進国を利することができる技術とその環境を一緒に成長させてきました。それを活かして、それぞれの国に合う企画を立て、システム作りを進めるべきです。そうすれば、私たちはもうこれ以上、この国の中で競争する必要がなくなります。

 

 

基本的に、この国の中小企業のうち30%が1次的に出ていかなければなりません。そしてそれは製造業の技術を持つ中小企業から行くことになります。すると、この国はどうなるでしょうか?息苦しさがなくなります。そして後進国では、その国に合った産業が生まれて発展することになります。

 

 

このようにうまくいったサンプルを見れば、残っている他の企業も海外に出て成功する方法がわかります。そうなったら、どんな国に行っても国づくりの設計をすることができます。そうして韓国企業の70%が海外へ出て行けば、韓国は完璧に整理できます。そしてその時、国際社会が私たちの舞台になるのです。国際社会は他の国ではなく、私たちの国になります。

 

 

そうして、国際社会すべてを心から受け入れたとき、私たちは人類の指導者になります。歴史的使命を帯びて、この地に生まれた私たちが人類の中で輝くとき、祖先の恨がきれいに消え去り、その魂が光輝きます。ですから人類共栄に貢献すればこそ、私たちの人生は光り輝くのです。これがまさに弘益人間の歴史的使命を果たすということなのです。

 

 

みなさんは、幼い時、国民教育憲章を学びましたよね? これだけをきちんと解き明かしていけばいいのです。今のように顔を歪めて生きるために、「人類共栄に貢献するという歴史的使命を帯びた人」になったのでしょうか? 何か本当に勘違いをしています。幼いとき鞭(ムチ)を受けながら覚えたことはどこに行ってしまったのしょうか?

 

 

もう一度言いますが、セールスをして何かを売って稼ごうとしないで、その国を建設するための企画をしなければなりません。弘益人間がどうして商売人になろうとするのですか? 私たちがその国を立ちあげるために貢献すれば、私たちの持っているものすべてが自動的に使われるようになります。

 

 

今は、大企業の考え方があまりにも小さいです。これほど気運の大きい人々が国際的に何かをしようとしているのに、なぜ考えはそんなに小さいのでしょうか?その国を思うがままにできる大統領、首相、大臣に会うのなら、話し方から変わるべきです。エリートは自分の一言一言が自分自身を大人(たいじん)にしてくれます。

 

 

一言を正しく言うためには正しい教育を受けなければなりません。しかし、そのような教育をしてくれる先生にまだ出会っていません。ですから、一時しのぎで利用されるために企業の経営者に捕まえられて、またそれを免れようとして、とんでもないことをするのです。このように力比べをしていたら、力を全て使い果たしてしまいます。

 

 

今後、この計画がうまくいかなければ、国際社会が私たちを受け入れてくれません。ビジネスをして品物が多く売れても、売れない商品の穴を埋めるために稼いだお金をつぎ込むしかありません。絶対うまくいきません。サムスン、現代のような大企業は、関連会社が数十個あります。

 

 

うまくいっている商品があるように見えても、それを売って赤字を埋めるのに忙しい状態です。だから窮屈で息苦しいのです。私たちは、これから人類の企画者にならなければなりません。人類の企画者が何をするかによって、この国の運命が決まります。

 

 

         参考;THE GREATEST LOVE PROJECT-人類飢餓ゼロプロジェクト編