SECTION TWO 1.設計-貧しい国に必要な製造業技術と工業団地の設立2

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貧しい国に必要な製造業技術   

   韓国はいわば人類の研究所です。第二次世界大戦後に人類のすべての技術の種がこの国に入って来ました。そして、それらを研究開発し製造業のあらゆる技術を発展させました。そして食べていけるようになった後は理念を求めました。

 

   それによって、より大きな道が開かれ、そこに重工業と電子産業が入って来て今は70%のレベルまで成長したのです。30%のレベルまでは、私たちはこの製造業の仕事がとても好きでした。

 

   ところが、製造業の技術が完成されたソウル・オリンピックが終わってからは、我が国の若者は、誰もこの仕事をしたがらなくなりました。人々がその仕事をしたくないというのは、その技術は持つべきではありません。

 

    我が国の人々が製造業を避けるようになった時、開発途上国この技術がとても必要な時期でした。この時、企業家がそれに素早く気付き、製造業の種の持って海外に出て、あちこちの地域で製造業の事業を起こすべきでした。

 

   そうしていたならば、人類が飢えて死ぬことは無かったでしょう。ところが、この製造業の技術がすべて完成したとき、我が国の若者がこの仕事を嫌がったため、研修という名目で数百人もの貧しい国の人々を次々と連れて来て仕事をさせました。これは研修ではなく、韓国が企業の運営のために人々を連れて来ただけです。

 

   こうして韓国に数多くの外国人労働者が入って来て、現在も仕事をしています。それと共に製造業の技術もずっとこの国に置いたままなのです。この製造業の技術は、人類で最も貧しい人々が一番必要でうまく使いこなすものなのです。

 

    朝鮮戦争の後、私たちがして来たように、今貧しい国の子供がゴミ箱から銅やガラスを拾っています。私たちは、製造業の種をもとにして技術を発展させましたが彼らにその完成された技術を教えてあげるととても喜ばれることでしょう。

 

    貧しい国にあまりレベルの高い技術を持って行っても、誰も手を出せません。けれども製造業の技術は、今の彼らにはぴったり合う仕事なのです。

 

工業団地の設立

    人類の為のプロジェクトを始める時は、まず、その国の地理や資源、人口、教育のレベルを調査しなければなりません。そして工業団地に合う最もふさわしい業種を選んで、大規模な工業団地を作って行くのです。

 

    この時、工業団地30個をまず飢餓にあえいでいる国から作っていきます。また、飢えて死ぬところまではいっていないけれど、今後飢餓の予想ができるところにも、そうなる前に何かしなければいけないのです。2つから3つの工業団地が入る国もあれば、1つの工業団地だけ入る国もあります。

 

   30個の工業団地を設立することは、国家の巨大プロジェクトです。スタートするときには、製造業の技術で30の工業団地を一つにまとめて設計し、初めにはいくつかの工業団地がいきます。また次々と必要な工業団地が行き、順次30個の工業団地が行くようにします。

  

  

   参考;THE GREATEST LOVE PROJECT -人類飢餓ゼロプロジェクト編