SECTION TWO 1.設計-中小企業募集と現地人材育成4

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中小企業募集

 

 国際社会に出るときは、最も貧しい国にまず製造業の技術を持っていかなければなりません。この技術は中小企業が持っています。社会で評価されず、若者が嫌がる技術を集めて派遣国の特性に合わせて設計するのです。

 

 そして国際社会に出るときには、どこに出しても見劣りのしない技術を持っている中小企業を集めます。企業と人材が一緒にその国に行って、工業団地を設立するのです。わが国の若者が嫌がり、環境が汚染され、巨大な経済損失を被ったにも関わらず、今までこの技術を守ってきた理由がここにあるのです。

 

   私たちは国際社会の恩恵を受けながら、知らず知らずに、その技術を補完して来たのです。この技術は、飢餓をなくすための最も必要なもので、この技術が必要とされる場所で役に立った時、大きく評価されるでしょう。

 

    今、この技術を必要な場所で使う時が来ています。この技術を分かち合えば、その国は仕事が増え、皆がいい暮らしができるようになります。最も貧しい国にぴったり合う技術を韓国が持っています。

 

    韓国が持っている製造業は、最も貧しく、飢え死にするような人々にできる仕事なのです。なぜそうなのでしょうか?

  それは、教育も受けておらず、何の恩恵も受けていないので、考えの質も量も低くマインドが落ちています。ですのでまず単純な仕事から始めるのがいいのです。

 

 今の韓国の人は単純な仕事には向いていません。それなのに、その技術を持っている理由はこれから使うためなのです。つまり私たちは飢餓に苦しむ人を救うために、この技術を維持していたのです。

 

    この技術で 飢餓問題を終息させることができるのです。この技術を韓国に残すために、貧しい国の人を連れてきて、この仕事をやっていたのです。

 東南アジアから入って来た彼らは、初めは何もできませんでした。

 

 何もできない人に仕事をどうやってさせるのかを研究し、その教え方を勉強して来たのです。その結果、仕事をさせるノウハウまで得ることができました。

 今アフリカに行って現地の人に仕事を教えようとしたら簡単なことではありません。

誰もができる仕事ではないのです。ですから、仕事を教える人材も大きな財産です。

 

このような準備が揃えている国は韓国しかないのです。その人材と技術がいよいよ世界に出ないといけない時が来ています。

 

 

現地人材育成

 

 工業団地が設立される間、派遣される人材もその国に行く準備をしなければなりません。そして早期退職者は、その工業団地に行って、彼らを教えなければなりません。餓死している地域に工業団地を設立したら、仕事がなくて苦しんでいる家庭に元気が出てきます。

 

    餓死を免れた賢い若者や 家族を養う世帯主を選抜して、基本的な教育を受けさせ、いくらかの報酬を与えます。そうすれば、彼らは餓死することはありません。少しずつ報酬を持って家に帰れば、お粥ぐらいは食べられるようになるでしょう。

 

    ですので飢餓が発生しているところから始めるのです。私たちは仕事をしようとする人をまず助けなければいけません。「食べられなくても仕事はしたくない」と言うような考えの人は飢え死にしても仕方がありません。

 

    天は自ら助かろうとする者を助けます。彼らが努力をすれば、私たちも彼らの生きる道を開いてあげる事ができます。それは彼らが工業団地に入ってものを作ることです。このものを作る技術を2〜3年学べば、彼らは技術者になれます。そうして技術者が増えていくのです。 

 

 

          参考;THE GREATEST LOVE PROJECT -人類飢餓ゼロプロジェクト編