SECTION TWO 2.期待効果-国内と国際の付随的効果8

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飢餓ZEROプロジェクトによる国内の付随的効果

 

  人類の為のプロジェクトによる工業団地を作り、国際社会に出れば、失業者がなくなります。飢餓がなくなることと、失業者がなくなることは噛み合っています。

 

 

 人類の為のプロジェクトを始めるために、必要な教育を受け、準備する人はもう失業者ではありません。この事業のために、国民の30%が海外に出て行くことによって、住宅難と交通難がなくなります。

 

 

 また、生きるための戦いがなくなり、社会が浄化されていきます。これにより、犯罪率も低くなります。また、仕事を求めてきた数百万人の不法滞在の外国人労働者は、それぞれ自分の国で仕事ができるので、自分の国に帰るでしょう。それによって自然に外国人労働者問題も解決されます。

 

 

  また、企業の人材の選抜基準も変わっていくので国の教育システムも変わります。学生は、国際的な仕事ができるように勉強をするし、入試問題や塾、就業中心教育、学歴中心の社会問題なども消えていくでしょう。

 

 

   3D業種と重工業が発展途上国に行ったら、汚染物質の排出が減り、国土は自浄能力によって、元の三千里錦繍江山を回復させて環境問題も解決します。加えて、国の産業構造も先端産業分野へ移動するようになって、本格的な最先端の産業に発展できるようになります。

  

 

  中小企業が開発途上国に進出し、国内にはない豊富な労働力と販売市場が供給され成長できるようになります。大企業で管理する工業団地に参加すると、彼らとの関係は下請け関係から共生の関係に変わり、共に成長するようになります。

 

 

 そして工業団地から発生する収益金により中小企業が持っている深刻な資金難も解消され、開発途上国が成長するとともに、その国を発展させながら、大企業に発展できるチャンスも手に入れるでしょう。

 

 

 今、これ以上成長の突破口を見つけられずに停滞していた大企業も、開発途上国を発展させながら、驚異的な成長のチャンスを得ることになります。また、工業団地の設立を主導した大企業は、飢餓問題を解決した企業として尊敬される最初の企業となります。

 

 この大企業のブランドの価値は、今とは比較もできないほど大きく成長していくでしょう。

 

飢餓ZEROプロジェクトによる国際社会の付随的効果

 

 国際社会では、資源や環境が均等に分布しており、その特性を活かして生産することができます。ところが、開発途上国は、その資源を活用できる技術がなく、先進国の偏重された地域だけで物を多く生産するため汚染が大きく発生しています。そして、このような偏りが悪循環を起こし、異常気象などの問題が起こっているのです。

 

 

 開発途上国が自国で生産できる技術があれば、現地の人々が先進国にいく必要がなくなります。そうして偏り現象による環境汚染が生じなくなり、汚染されたとしても、地球はこれを十分に消化させる自浄能力を持っているので、あっという間に回復されるのです。ですから環境汚染による異常気象は自然に解決できます。

 

 

 人類の為のプロジェクトで成長した開発途上国の市場は、先進国にとって良いチャンスになります。世界市場の拡大に応じて先進国の製品の消費が拡大していくと経済不況から脱出し、成長の活路を見出すことができます。そして、自国の産業が発展し、雇用の供給もできるので、自国の失業者問題も解決されます。そして、先進国は仕事を求めて来る不法滞在外国人労働者問題も自然に解決されます。

 

 

 また、後進国は自国の産業を発展させ、飢餓の問題を解決し、病気や教育などの様々な問題が解決できます。そして、後進国は発展途上国へと発展し、発展途上国は中進国に発展するチャンスを迎えることになります。これによって国家間の富の不均衡の問題も解消され、バランスのとれた国際社会になります。

 

 

  参考;THE GREATEST LOVE PROJECT -人類飢餓ゼロプロジェクト編