*SECTION THREE 7.ベビーブーマーの財テク
7.ベビーブーマーの財テク
ベビーブーマーが引退時期を迎えています。老後生活準備の為の
望ましい経済活動と財テク方法は何でしょうか?
引退するといいますが、引退とは何かを知る必要があります。
職場は社会の学校ですので、引退というのは、社会の学校を卒業することになります。最も良い卒業時期は30代後半で、遅くとも40代半ばまでは卒業するのが良いです。
もし職場から引退を要求される事があるとしたら、そこに勉強もせず
あまりにも長くいたから追い出されることになったのです。
小学校を卒業しないといけないのに卒業したくないと言っているようなものです。
職場も同じです。社会の学校からの支援があって勉強したのですがその期間が終わったのなら出て行かないといけないのです。だから、職場での退職や、引退、名誉退職は言い訳を作り、その分、お金をあげるからもう出て行って欲しいという事なのです。この原理が分からなくても理由を作って追い出しているのです。
しかし、職場で勉強を一生懸命した人はリストラせず中堅幹部に昇進されます。そして重要な仕事を務めるCEOになって60歳になっても、70歳になっても実力を果たしていくのです。その人は精一杯頑張ったから選ばれたことです。
そうでない人は学校から追い出されるのですがその時はお金もあげ、できれば文句を言われないように出ていくようにしたのです。
その人たちが貯めたお金は良く見ると裏側から入ったお金です。
「家を買わないとなぁ"、"老後には楽にならないとなぁ"、"金持ちになりたいなぁ"、"焼き肉はいつも食べないとね」と勉強はしないで、お金だけ貯めてきたのです。またそのお金でさらに稼ぎたいと思い様々な財テクに夢中し頭を使って金だけ貯めようとしたのです。
退職後その貯めたお金だけでは自分が満足できる生活はできないのです。それでそのお金でもっとよくなる事を願って、独立するのです。
簡単な方法で良くなりたい欲があるので、甘い話で騙されるのです。
結局はあるお金が全部なくなります。
それでなくなったお金を取り戻そうとします。知人の保証まで借りて何かやろうとしますがそれも結局は失敗して、すべてをなくすのです。実力がない、考えの質量が足りない者が経済を上手く使って良く生きる道は絶対にないです。
だから少しでも貯めているものがあれば、今から自分ができなかった勉強をすることが大事です。これこそが自分を守る道なのです。
年を取ったからやることがないと言うことは今まで勉強ができていない証拠です。
稼いだお金を全部なくした人が人に会うと、「お金、お金、お金!」とお金の話ばかりしています。貧乏くさい人は誰からも相手にされません。
なにをしたら人から愛されるでしょうか。相手の話をよく聞き、その人の悩みを解決できる方法がある時です。相手を精一杯助けてあげて,
その人がよくなったら、そこから自分のいく道も自ら開かれるのです。一緒にやることで共に成長することができるのです。
50代は、お金を儲けようとすると、すべてを奪われることになります。運良く少し稼いだとしてもそれは後で稼いだ分以上出ていきます。
どうして儲けた以上に出ていくのでしょうか。
少し儲けた事で自信が生まれます。その時少し無理がある投資の話が来ます。足りないお金については銀行や親戚や知人に少しずつ借りたらいいと言うような話になるのです。それで借りて投資をしたらこれは必ず全部なくなります。残っていた信用まですべてがなくなります。その後また何かしようと思い借りようとしても、誰も貸してはくれないです。やることすべてが上手くいかないのです。
それでは、どんなときに借りたらいいのでしょうか。
借りてもいいときは自分のお金が70%あって、30%が足りない時です。借りた30%で潰れることはありません。これが逆になるととても危ないです。
借りてまでお金を稼ごうと思う前にあるお金で自分の質量を高めるための勉強をするのが賢い人生を送る方法です。
All Happy