寝ることの本当の理由

寝ることの本当の理由

 

私たちは寝ると肉体だけが休むと考えますが

そうではありません。

寝る間に夢も見たりしますが

寝る時は心も休憩時間に入ります。

 

睡眠の時間には体のエネルギーも補いますが

心も何か自分のやるべきことをやっているのです。

しちだ(七田)の右脳教育では5分暗示法というものがあります。

これはREM睡眠状態の時に言葉を聞かせる方法です。

寝ている子どもに未来完了形で話かける方法ですが

大人にも色々な面で使っています。

 

一日を終えて寝るまでの時間の中で自分は気付いていない無意識での行いがあります。

よくないことや濁りのあることなどを整理して、

悪い毒素を排出してくれる時間です。

朝、起きた時に目やにや口臭などがそうです。

それ程自分の体から毒素が外に出ていることです。

これらの事は体の働きをわかりやすく見せている証拠なのです。

目やにや口臭どで体の状態をチェックするのもいいでしょう。

疲れた時は無理なく、できれば活動を止めて睡眠を取ることは

最善の自己管理の基本なのです。

 

 

24時間の中で、寝る時間を30%、休む時間を30%、活動の時間を40%で

過ごすことができたら一番理想的かなぁとお願います。

 

睡眠の時間で一番深く眠る時間は27分といわれています。

その27分の間はこの世が終わってもわからないくらい

深く眠りに落ちている時間です。

 

患者さんに食べさせ、寝かせてを繰り返すのは寝るときに悪いものを

どんどん排出する働きを促すためです。

眠剤を飲ませてでも寝る時間を増やすのもそのためです。

 

寝る前に何のお話をして寝るのか、

何を考えで寝るのか、

どんな運動をして寝るのかによって

睡眠の質が変わり、行なう質も異なってきます。

 

質が低い行動や仕事では肉体の疲労が大きくなります。

会話でも質が低い言葉が交じるのは自分の魂も疲れます。

 

質量のある活動や楽しい考えの会話では

短い時間休むだけでも体調は軽いです。

心が質量の高いエネルギーを補っていると

活動するときにその結果が出るのです。

 

一日疲れた肉体にお酒もいっぱい飲んで

楽しくない話が盛り上がってしまうと

これは毒気を自分の体に入れるのと同じです。

なので寝る前の会話では不平不満などは避けたほうがいいです。

 

私たちは今日の行いを全部覚えていると思っていますが

それは違います。

寝る時間に必要でない情報は忘れてしまうのです。

持ってないといけない必要なものだけは残して

疲れた気運を元に戻して生かしてくれるのです。

これは睡眠中に大自然が自ら行ってくれる作業の一つなのです。

寝ることだけしっかりとできれば万事栄えるのです。

 

よく寝て起きた時に悩んでいたことの答えが

急に浮かぶこともあります。

寝ることは肉体の再充填であり、

心が自然とともに働いている時間なのです。

 

なぜ人間は寝ることを大切にしたのか、根本を知ることで

睡眠の重要性を探求してより元気な朝を迎えるでしょう❣